私が愛してやまない煮干しラーメン、中でも青森県弘前市にある「煮干結社」は最高の美味しさを誇るラーメン屋さんです。
煮干結社に行くためだけに弘前に行ったことが2回もあります。朝に自宅を出発し、昼に煮干結社でラーメン、夜に煮干結社でラーメンを食べて日帰りで帰宅。そんなことをしてしまうくらい愛してやまないラーメンです。
そんなお店を紹介します。
まず、煮干ラーメンは2つの種類に分けられます(諸説あり!)。
①王道系
あっさりとした醤油ベースのスープに煮干や焼き干しを使用したもの。
透き通ったスープが特徴的。朝ラーメンにもおすすめで、気軽に食べることができる。
②濃厚系
動物系スープ(豚骨など)と煮干しを組み合わせたもので、スープは濁っている。
すり潰した煮干しをトッピングした「泥系」というものもあり、煮干し好きにはたまらない逸品。ただしちょっと苦いので私は苦手。今回紹介するのは「豚骨」と「煮干し」を組み合わせた、苦味が少ないが煮干しをふんだんに味わえる煮干しラーメン。
さて、本題に入ります。弘前駅から弘前城に向けて25分歩くと、煮干結社があります。このラーメン屋さんは国の登録有形文化財の建物の中にあり、非常にレトロな雰囲気を醸し出しています。見た目は、「おしゃれなカフェ??」と思ってしまうほどです。
開店前であっても、すでに5〜6名は並んでいます。12時ごろに行くと、30分くらいは待つことがありますので注意です。
私はまだ食べたことがないのですが、スパイスカリーも有名なようです。弘前に住んでいればスパイスカリーを頼む余裕はあるのですが、煮干しラーメンを食べにはるばる弘前に行く私にとっては未知の領域です。毎回食べてみたいな、と思うんですけどね。
こちらが、私が毎回注文する煮干番長の大盛りになります。煮干番長スペシャルとか色々トッピングがありますが、やはり煮干ラーメンを味わうなら、シンプルなものが一番だと思っています。
まず、玉ねぎと煮干しのスープが非常に合うんですね。玉ねぎのシャキシャキ感が濃厚な煮干しとうまく中和して、もたれる感じがしないのです。チャーシューは肉薄ではあるものの歯応えがあって美味しいです。
煮干しのスープは非常に濃厚で、ドロっとしていますが、苦味はほとんどありません。煮干しの苦味が嫌いな方(私も含め)にとっては、濃厚な煮干しラーメンを食せる唯一のラーメンかもしれません。豚骨ベースというのも苦味を中和させている要因かもしれませんね。
麺は細麺なので、スープにしっかりと絡まって、非常に美味しくいただくことができます。
着座から10〜15分くらいでラーメンが出来上がるので、長時間待つ感じはないです。
どんぶりに「煮干中毒」という文字が刻まれていますが、まさに私もその虜となってしまいました。流石にスープ完飲はできなかったですが、ちょびちょびとレンゲで飲んでしまうくらい美味しいスープです。
弘前に行く用事がある方、ぜひいかがでしょうか??弘前城は桜で有名な観光名所ですし、煮干結社は弘前城から徒歩数分の立地にありますので、立ち寄ってみてください。
私が食べた中でダントツトップの煮干ラーメンです。
- 店名:煮干結社 弘前店
- 住所:青森県弘前市元寺町9 三上ビル 1F(弘前駅から徒歩25分)
- 営業時間:11:00~15:00, 17:30〜21:00
- 定休日:不定休
- 電話番号:0172-55-6631
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