遠野のジンギスカンなら、じんぎすかん　あんべ

岩手県遠野市はジンギスカンが有名で、様々な店舗が軒を連ねています。
その中でも、発祥の地と言われている「じんぎすかん　あんべ」を紹介します。

遠野市、というのは河童が有名な市であり、「カッパ捕獲許可証」なるものを手に入れることができます。もしカッパを捕まえることができれば、なんと賞金1,000万円を手に入れることができます。私が遠野市に訪れた理由は、SL銀河に乗車したため(カッパ捕獲ではありません。)です。現在は引退してしまったSLですが、2023年以前は釜石駅〜遠野駅〜花巻駅を土日のみ往復していました。

遠野駅に降りた際、有名なジンギスカンを食べようと思って訪れたのが「じんぎすかん　あんべ」となります。このお店は創業70年を超える、遠野ジンギスカンの元祖ともいえるお店です。

私は、マトンモモ定食(1,380円)と単品のラムモモ(880円)をいつも注文しています(上写真)。他にも、ラムカタ定食(1,680円)、ラムモモ定食(1,780円)、ラムカタロース定食(1,980円)など、様々な種類があります。どれもお肉自体は100gになります。
単品を追加で頼む場合は80gのお肉となります。

私はラム特有の風味(臭み？)がとても好きなので、いつもマトンモモを頼むようにしています。マトンモモは歯ごたえがばっちりで、100gも食べれば非常に満足です。

ではなぜラムモモを単品で追加しているのかというと、「ラムモモが最高に美味しいから」です。マトンモモと一緒に食べることによってラムモモの美味しさが際立ちます。

ということで、皆さんにオススメするのはラムモモ定食(1,780円)になります。
もし私のようにジンギスカンを食べたぜ！という気持ちを味わいたい方はマトンモモ定食ですね。

行った日はクリスマスシーズンでしたので、クリスマスツリーが飾られていました。
店内は清潔感のあるモダンな雰囲気で、家族連れも多くいましたし、とても賑やかでした。70年以上の歴史もあるのにも関わらずこんなにモダンなのは、2023年に店舗を建て替えたためです。

こちらが店舗建て替え前の写真になります。70年の歴史を感じる、古風な建物でした。鍋も新聞の上に置くスタイルで、老舗感溢れる雰囲気でした。
私は昔の方が好きでしたが、家族連れや高齢者の方と入店するなら今のモダンな方がいいと思います。トイレも綺麗ですし、暖房もばっちり効いていて暖かいです。

ここに初めて来店してから、4回は訪れているお店です。自宅から非常に遠いので、行く際は「気合」と「交通費」が必要ですが、引き続きリピートしたいお店です。
併設する精肉店でお肉を買って、自宅でジンギスカンパーティーをする方もいるそうです。12時は混雑しますので、11時過ぎに来店することをオススメします。